「ピンポーン!! ドンッドンッ!! ガチャガチャ!!」の襲来…
数年前の秋頃、チャイムが鳴ったので直ぐに玄関に向かいました。ところが、2度目のチャイムが鳴りやまないうちに、「ガンッ!!」「ガンッ!!」「ガンッ!!」とかなり大きな音でドアが叩かれ始めたんです。
あまりにも大きな音だったので、ビックリして一瞬硬直してしまう程でした。
以前、不審者が玄関の前で暴れた事があったので、「また奴が来たのか」と思いながら恐る恐るドアスコープから外を覗くと、そこには郵便配達員の姿がありました。
ホッとしながらドアを開けると、初めてみる顔の配達員が不機嫌そうに荷物を差しだし、サインを受け取ると足早に去っていきました。
「大して間を置かずに出たんだけどな」とどこか釈然としないものを感じつつも、「まぁ忙しいらしいし、機嫌が悪かったんだろ」とその日は無理矢理納得しました。
ですが、数日後にまた玄関から「ガンッ!!」「ガンッ!!」「ガンッ!!」という乱暴な音が…。
それからというものの、出きるだけ急いでもドアが壊れんばかりに叩きつけられるようになりました。
これまで僕の家を担当していた配達員さんは、粗暴な振る舞いをしない人ばかりだったので戸惑っています。
ドアを叩く配達員が毎回荷物を届けにくる訳ではありません。ただチャイムが鳴る度に、「また、アイツじゃないだろうな」と感じるようになり、かなり苛つくようになりました。
大の男でも嫌がる状況ですから、お年寄りや女性が同じ事をされるとより恐怖を感じるでしょうね。
というか、お年寄りや女性が一人の時にドアをガンガンやられたら、むしろ居留守を使われる可能性が上がるんじゃないかと思います。
宅配業者がドアを叩く理由・問題の解決方法
ネットで検索しましたが、同じような目に遭っている人も多いようですね。
ただ、ドアを叩く理由を調べてみると、配達員に同情できるものが幾つか見つかりました。
配達員がドアを叩く理由
○居留守の常習犯が多いため
○激務なので1秒でも早く受け取ってもらいたいため
○インターフォンが故障している可能性があるため
○インターフォンの音が聞こえなかった可能性があるため
○インターフォンを鳴らしたのに、「在宅していた」とクレームを付けられる事が多いため
問題の解決方法
○ 担当地区の営業所に苦情を入れる
○ 宅配業者のコールセンターに苦情を入れる
○ 出きるだけ時間指定で受け取るようにする
○ 配送伝票にドアを叩いてほしくないと書く
○ 防犯カメラを設置する
○ 「防犯カメラ作動中」等と書かれたステッカーを貼る
○ 自動録画が出来るインターフォンにして、その事をステッカーに書いて貼る
居留守の常習犯とトラブルにならないために、声を掛けたりドアを叩いたりするのは理解できます(当然、大きさにも限度がありますが)。しかし、これまで何の問題も起こしてない人に八つ当たりする言い訳にはならないでしょう。
特に、「病気で起きあがれなかった」とか「お風呂に入っていた」など、本当に出られない時には非常に迷惑です。
労働環境の悪さが大本の原因でしょうが、その不満を僕の家のドアに当てられても困ります。出きれば、雇われてる会社のドアに当ててもらいたいものです。
ゴミ箱に宅配事件
上の方で「これまで僕の家を担当していた配達員さんは、粗暴な振る舞いをしない人ばかりだった」と書きましたが、実はたった一人だけ問題行動を起こした人がいます。
ある日の朝、屋外に置いてあるゴミ箱の蓋を開けると、そこには紙袋で包装された郵便物が当たり前のように入っていました。
もう、見た瞬間( ゚□゚)ポカーンとしてしまって思考停止。「え?」「あ?」「は?」と動揺した後、郵便物を取り出し袋をそのまま捨てて、ボーッと突っ立って考え込んでしまいました。「郵便物をゴミ箱の中に入れるか、普通…」と。
この時の経験で分かったのは、あまりに異常な迷惑を掛けられると、怒りよりも恐怖を強く覚えるという事でした。
不在者表がないので配達した扱いになっていると思いますが、生ゴミを入れるゴミ箱に郵便物を入れるのは、明らかな挑発行為です。
また、サインもしてないしハンコも押してません。抗議を受ける確率がかなり高い行為なので、そういう事を平気でする人間に詰め寄っても、逆恨みされないかなと心配になりました。
結局、別の件でゴタゴタしていた事もあって、「ゴミ箱に宅配事件」はうやむやになり、気がついたら配達員が別の人も変わったいました。
今でも何であんなことをされたんだろうなと、時々思い返します。配達時にはきちんと応対していた筈なんですけどね…。
ピンポンダッシュ宅配しない便
僕はやられたことないですが、チャイムを押した瞬間に不在者表を入れて立ち去ろうとする配達員もいるようです。再配達は時間が掛かるから出来ればしたくないのだろうと、これまで思っていました。ですが、結局再配達しなければいけないピンポンダッシュをする配達員がいると知り、何とも不思議な気持ちになりました。
「近所の家にも後で再配達しなければいけなくなったから、その時に一緒に配達したい」とか、何かしらの理由があるのでしょうけど…今一メリットが分かりません。
そういう場合は、担当地区の営業所・コールセンターに苦情をいれるか、自動録画が出きるインターフォンを取り付けるといいでしょう。
他にも、ドアを勝手に開けて入り込む、インターフォンを鳴らさずに宅配ボックスに入れてしまう、という話も目にします。
おわりに
宅配業者さんにはいつも感謝していますし、これからも出きる限り早く対応するつもりです。宅配業が激務で大変な状況にあるという話を聞くと、強い口調で批判する気にもなれません。
でも、不必要に「ドンドンガチャガチャ」とやるのは勘弁してほしいです。ごくごく一部の人の過剰なドア叩きや大声のせいで、礼儀正しい大多数の配達員さんの印象も悪くなってしまいますし。
まぁ、この問題は労働環境が改善されない限り、抗議しようが何しようが根本的な解決はしないんでしょうね。
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コメント
郵便配達員や宅配便の配達員に限りません。
出前の配達人にも時として「ドンドンドンドン!」と叩く人があります。
やっぱりビックリしますよ。
もしかすると、何の声掛けもせずに置いてったことに腹を立ててクレームを出す人が多くて、
お店に「ドアを少々強く叩いてでもちゃんと置いたことを知らせてきてね」とか言われてるのかも知れませんが。
(ちなみに、出前は私は常に置き配でお願いしています)
しかしそれにしたって、ドンドンドンドン!という強い叩き方をするのは非常識に感じます。
これじゃまるで闇金融の取り立てに追われている人みたいだわと思えてきます。