ONE原作の漫画「バーサス」のネタバレ感想です。4巻部分の15話以降の内容について書いています。14話以前の感想は、下記リンクのネタバレ感想をお読み下さい。

第15話「ニンゲンの真似事」のネタバレ感想【バーサス】
てっきり大転位魔法は建物ごとワープするのかと思っていました。転位できるのは人間だけなんですね。
人類の拠点が大怪獣にペッチャンコにされててしまいました。
住居・インフラどころか、今日明日必要な水・食料などを早急に手に入れなければいけません。結構ヤバい…というか、絶望的といっていい状況です。
非戦闘員もいますから、早急に無法界の人類の天敵から集落を奪うか、他の文明の施設を手に入れられなければ死人がポンポンで始めるでしょう。
「無法界の天敵は弱そうだな」「ハロゥ達とどう戦わせるんだろうな」と思っていましたが、ハロゥ・パッキャの主力が抜けて、他の戦闘員も消耗している状態で対峙しましたね。
無法界の人間が「プシュアァアァァ」とか凄い声を上げていました。正気を保っていないように見えましたけど、何か理由があるんでしょうか。
呪滅界のバスツは掴みどころがない人物です。前々話でもマダラー星人と魔族幹部との戦いを見て「生命と生命のぶつかり合い…」「なんと…すばらしい…!?」とか言って1人で興奮していました。
一応ハロゥ達を助けているので、悪人ではなく極度にマイペースで個性的なだけのようですが。
呪滅界にもかつて高度な文明があって、「煉魂器」という遺物を持っていました。死にかけの生物から魂だか生命力だかを奪って乗り物を作り出していましたね。
死に体の敵がいなければ使えない道具なので、今後の出番はそんなになさそうですが。
バスツが持っていた端末で生命反応を調べていましたが、反応が0でしたからギュウタはやっぱり死んでしまったようですね…。
まぁ、「砦の中には誰も残ってないよ」と言っているので生存の可能性が0ではないです。でも、治療を受けられる最後のタイミングで触れられなかったという事は望みが殆ど無いと思います。
キヴァもおそらく逝ってしまいました。こちらも完全に死亡が確定した訳ではないです。しかし、主人公を認めたり人間の真似事をしたりするところを見ると、作者がキヴァにさせたい事はもう全部消化したっぽいです。
悪役としては結構好きだったので残念です。もうちょっと人類や他の天敵に辛酸を舐めさせられ、屈折してこじらせてもらった方が良かったかな、とも思いますが。
ハロゥは、偶然魔族を呼ぶ魔笛を手に入れました。天敵同士を戦わせようとしている人類にはとても有用な道具ですね。
また、魔王ジャチの介入もあるんじゃないかなぁと思っていましたが予想が外れました。
マダラー星人が「…あの大怪獣の処理には入念な準備が必要だ」と言っていましたから、マダラー星人が大怪獣にリベンジするまでは魔王とは戦わないのかもしれません。
マダラー星人が3体でキヴァを攻撃していたところは、ビームの溜めの形がそれぞれ違っていてカッコよかったです。
ちょっと驚いたのは、ハロゥがマダラー星人の攻撃を跳ね返していた事です。キヴァに苦戦していた頃に比べると、同じ人物とは考えられないくらいパワーアップしていますね。今のハロゥを見たら、ジャチも人類への評価を大幅に変えるかもしれません。
大転位魔法から取り残された3人はこれまでなかった組み合わせですし、一度ゼイビィ達と離れるのも新鮮なやり取りが見れていいでしょう。
来月号からは、ゼイビィ達と無法界の話と、ハロゥ達の放浪の話を交互に見せられる形になりそうです。
第16話「パラサイトの脅威」のネタバレ感想【バーサス】
寄生界の天敵「パラサイト」が掘り下げられましたね。
寄生された者は「侵蝕者(ヴルムス)」と言うそうで、体外に出てきた寄生体はめっちゃグロかったです。
寄生界の人類でよく登場していた女性が「カーテル」という名前である事も分かりました。
接触者は48時間隔離するのが寄生界の鉄則らしいですが、この設定を聞いていると何だかコロナ禍の事を思い出します。
寄生界のペーオは「体液や飛沫に混ざって口や皮膚から…」と言っています。皮膚からも感染するのなら、高い人口密度で集団行動している人類の中に1人でも感染者が出れば、あっという間に広がってしまうでしょう。
寄生界の人類は傘がついた銃を使っていましたが、面白い防護法だなと思いました。ああいう細部の描写にこだわることで、以前どんな生活を送っていたのかが窺えるようになります。
これまでに戦った魔族・巨人・ロボット・マダラー星人・大怪獣は暴力や破壊力が主な脅威でしたが、パラサイトや呪いには別種類の恐ろしさがあります。来月号以降も当分パニック映画みたいな描写が続いていくんでしょうか。
また、寄生されたかもしれない無法界の女性を見捨てようとしたマサヨシは叩かれていました。でも今回の件はマサヨシの言っている事も分からなくはありません。
妹やその同級生が離れた場所から軽々しく助けろとか言っていましたが、リスクをよく考えていないようでした。
ただサモーウンの場合は命をかけており、助けた後は皆からしばらく離れているという対処法を心得ての行動でしたから立派だと思いますが。
というか、マサヨシの妹とその同級生、唐突に登場しましたね。子供だから多少は仕方ないとは言え、人事感満載の態度を取っているところを見ると、今後何かやらかしそうだと不安になります。
王様があっさり逝ってしまいました。呪滅界のバスツが何か疑いを持たれる行動を取ったようです。けど、多分治療とか呪いの進行を遅らせる措置をした事を誤解されているんじゃないかと思います。
ただ、あの描写のせいで人類に不和が起こるかもしれません。ペーオも予防のカプセルの事を「後で話すと関係がこじれかねない」と言っていましたし。
これまで個人同士のケンカなどはあっても、各世界の人類が合流してから世界ごとの対立というのはありませんでした(最初の協議くらい)。
もうそろそろ、そういう仲違いイベントがありそうですね。
ガラスプは「寄生界に限らず隠している情報はまだ あるだろう」と言っていたので、信頼が深まれば有益な情報や武器・道具などを共有できそうです。
あと、無法界にきたのに無法界出身の者が出なかったのには何か理由があるんでしょうか。
ゼイビィがパラサイトに寄生されてしまいました。流石にここで死んで退場はないでしょうから、毒でパラサイトごと自死するための黒いカプセルを飲み、魔法で毒を除去するというような方法で生き残るのかもしれません。
北斗の拳に出てきそうな無法者達が「ヒャッハァアアアア!!」と言わず「ヒィイィハァアアアア!!」と言いながらパラサイトを焼いていました。あの銃火器攻撃は結構な火力を出していましたね。
ゼイビィを助けたのも当然善意ではないでしょう。無法者の頭みたいな若者はともかく、その取り巻きは明らかに話が通じなさそうなアレですので、次号では無茶な要求をされそうです。
第17話「烏合の衆」のネタバレ感想【バーサス】
無法者の特攻隊長「ゴア」は、冷静な判断ができる奴でしたね。チンピラの癖に学習に余念がなく、後先考えずに襲いかからないで、よく分からない対象を軽視しませんでした。しかし、他の無法者は頭がアレな奴しかいないので、集団としてはワンマンの印象が強いです。
無法者には、奴らを取りまとめる「ボス」がいるみたいですが、正直脅威度は他の天敵の方が遥か上に思えます。今回苦戦したのも弾薬や魔力が尽きかけていたからですし。
崩れる遺跡群というのが危険で無法者達がアジトにしている廃教会に近づけないようです。しかし、これも魔族やマダラー星人の危険性に比べると格落ち感があります。
まぁ、人類の方に殺人の抵抗感を強くもたせる事で、その辺の帳尻を合わせていくんでしょう。
奴らが異世界人の情報を知っていたのは、多分色んな世界の人を奴隷にしているからだと思います。
ただ、杖を見たことがあり「ファイアーボール」「サンダーウェイブ」は知っている一方で、装飾魔法デコレーションを知りませんでした。
おそらく魔導士の戦闘を見たことがあっても、魔道士を捕虜にできなかったのでしょう。持ってる情報が断片的過ぎます。
気になるのが、ゴアがパラサイトとの戦闘を見ていて攻撃の指示をしたにもかかわらず、ゼイビィに平然と近づいていることです。魔勢界や大樹界などの情報はある程度入手していても寄生界の情報は全く持っていなかったということでしょうか?
ゴアや取り巻きは「アンチ パラサイト カプセル」を寄生界の人類から強奪して飲んでいるのかもしれません。
でないと、ゼイビィと思いっきり接触していたので、無法者達の間でパラサイトが蔓延してしまいます。流石にそんな間抜けな終わり方はしないでしょうしね。
ゼイビィは自決用の「黒カプセル」をもらっていましたから、あれを工夫して使って生き残るんだと思います。
天鬼界や機律界も世界が融合する前は切羽詰まった状況だったでしょうに、人への殺傷に強い抵抗感があるの事は意外でした。ガラスプも明らかに人間との戦闘に不慣れな感じでしたね。
敵があまりにも強大なので人類が一つにまとまっていて人類同士で争うほどの余裕はなく、文明レベルと相応の高い教育レベルから、真っ当な倫理観を持つ者ばかりになっている…みたいな環境だったのでしょうか。彼らの元の世界は。
新虐界の人達も酷い目に遭わされた割にモラルが高そうでした。
人の命を奪えないのなら、新虐界の新人類と戦う時にも同じ状況になりそうですね。アリオも子供を討てませんでした。
マサヨシが奮起したのは意外でした。どこかで、本作は今後の展開に読者の意見を取り入れていくと聞いたのですが、その辺の関係でテコ入れがされたんでしょうか。それとも、元々こういう形で活躍させるつもりだったんでしょうか。
どちらにしろ、自分の命に危険が迫ると行動する奴である事は分かりました。前話から妹のミカがマサヨシを気にかけている描写があるので、そのうち兄を見直すイベントが起こるかもしれません。
新虐界の人類の有能さや、巨人界・暴緑界の人類の耳の良さも分かりました。
無法界の女の子が若干暗い一面を見せていたので、そういう方向で今後キャラ付けされていきそうです。
サビワが「世界の根」に一滴垂らしていたのは世界の素の残りみたいですね。だとすると、もう世界の素は殆ど残っていないので、同じことを何度もできないかもしれません。
世界樹由来の道具は、ゼイビィの魔力を回復させたり崩落寸前の建物を崩れないようにしたりしていて、かなり役立っていますね。
暴緑界の赤い森が相当危険視されていましたが、化け物みたいな生物がゴロゴロいそうです。
勇者を探すという話もでてきました。ですが、洗脳されて魔族にされた奴とか、廃人化された奴や実験動物にされた奴がいるらしいんで、あんまり期待できそうにないです。前者とは、いずれ戦う事になりそうですしね。魔王と戦っていますから、生存率もかなり低いはずです。
それよりもパッキャより強いという、巨人界最強の猛者・ギガティラという存在が気になります。実際にハロゥより強いかは不明ですが、最低でもパッキャより強いことになりますから戦力としては相当期待できます。
今ハロゥとゼイビィが別れているのはストーリー展開的な都合だけでなく、それぞれ戦力や天敵対策を増強していくパワーアップイベントでもあると思います。
僕は、兵站の確立や武器を製造する施設等が徐々に整っていく描写が見たいです。機律界の兵士達は弾薬が尽きたて何も出来ない状態ですから、その解決策とパワーアップが同時に来てくれるといいですね。
第18話「緑の森の少年」のネタバレ感想【バーサス】
ついに魔王ジャチが他の天敵と戦うようです。今回相対したのは多分20m級の巨人ですから、数体まとめて圧倒するでしょう。
ギンバックの息子のゴーリーという奴とジャチのどちらが強いんでしょうね。大魔王と大首長が同格だとすれば、47いる魔王と100いる百腕兄弟も同格という事になるんでしょうか。
数だけなら後者の方が多いですが、一対一だとどちらが強いのか気になりますね。ジャチがゴーリーと戦う流れですから、その内容によって戦力差が分かると思います。
20m級の巨人が魔王に相当するのかなと思った時期もありましたが、アリオが妖精合体をした時にボコスカ殴っていたので違和感を覚えました。ですから、今回20m級の巨人より強いであろう存在する事を知って腑に落ちました。
何の根拠もない想像ですが、「ゴーリーも強いけどジャチの方が強かった」「でも百人兄弟の方が魔王達より数が多いから、百人兄弟と魔王達の総戦力は同じくらいだよね」となる気がします。
ジャチはハロゥと因縁がありますから、最終的には戦わせると思うんですよ。あいつ、ゴーリーにやられちゃったよ…とはならないでしょう。ゴーリーがジャチをかなり削ってハロゥが倒すという展開はあるかもしれませんが。
パッキャの「ギガティラたちもそこ(蜷局山)で生き残っているはずなんだ!」というセリフには不穏なものを感じました。
「生き残っているはずなんだ!」
これは既にやられちゃったパターン、もしくは眼の前でやられちゃうパターンですかね。ハロゥ達と合流して、巨人や魔族と共に戦う事になればいいんですけど。
今回、ヌキミズが仲間になりました。各世界の人類はそれぞれ特殊な技能や体質を持っていますが、暴緑界の人類は「赤い森」「青い森」「黒い森」などの攻略に役立つ知識で貢献してくれるのかもしれません。
他の天敵が食い殺されていた「緑の森」ですら生態系が分かりやすくて住みやすいらしいです。
赤・青・黒の森以外にもヤバイ場所があるという事ですし、暴緑界の天敵は種類が多くてそれぞれに特性があるので対処が難しそうです。
チッチはアイコニックで良いですね。ヌキミズを乗せていると絵になりますし、頑張って飛んでいると応援したくなるような魅力があります。
ヌキミズの兄は、近い内に死ぬと知っても全く動じず覚悟が決まっていました。ヌキミズも年齢的に取り乱していい場面でしたが、涙をこらえながらも事態を受け止めていて達観していたと思います。
バスツは「煉魂器Md-R-13 ボクの体に入ってるものと同じだ」「【呪い】で対象の生命を蝕むことで症状の進行を遅滞させる」と言っていました。
ヌキミズの兄はパラサイトに蝕まれていたからMd-R-13を注入された訳ですが、バスツは何故入れているんでしょうね。
右目も黒くなっているように見えましたし、パラサイトか別の病魔に侵されているのかもしれません。それとも、【呪い】を防ぐために【呪い】で症状の進行を遅滞させるなんて事もあるんでしょうか。
バスツが魔勢界の王様にMd-R-13を注射した件は人類同士で揉めるきかっけになるのではないかと予想していました。しかし、ガラスプ達が察してあっさり解決しました。
ゼイビィは黒カプセルを飲んだ後に魔法で体を回復させると思っていしましたが、全部魔法のゴリ押しでいきましたか。
あのやり方だと魔法耐性が強い魔道士にしか使えないですね。ですから、魔法以外で宿主を弱らせる手段を探さなくてはいけません。
それと、事を始める前にゼイビィにお別れの言葉を伝えたウォーリー君よ…。悪気はなかったのでしょうが、素直すぎますw
来月号で無法者達との戦いが描かれなければ、ジャチ対巨人となりそうです。その戦いにハロゥがどう絡むのか気になります。
第19話「魔王 VS. …(前編)」のネタバレ感想【バーサス】
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魔王ジャチ強すぎですね!!
突如ドラゴン◯ールが始まって驚きました。地平の彼方からキィィィィィとぶっ飛んでくるところは完全に同じでした(笑)。ジャチの外見も鳥山デザインぽっいんですよ。顔とか特に。
大怪獣vsマダラー星人はあまりのサイズ差から災害に遭ったような感じになりましたから、しっかり殴り合って感情が伴っていた今回のバトルに「こういうのが見たかったんだよ!!」と思いながら興奮していました。
大ゴマで迫力と勢いがある戦闘は気持ちよく読めますね。今後も破壊規模が大きくてド派手な戦闘をしてくれれば、もっと盛り上がっていくと思います。
大怪獣ほどではないもののジャチは異常な攻撃力を見せています。マダラー星人のウーキィは情報圧縮体 宇宙兵装「シンラ」を使って全力を出していましたが、ジャチはまだまだ本気ではありませんでした。
あれでは、ウーキィがジャチを魔族の王(大魔王)と誤解するのも無理ありません。
これまで魔王=マダラー星人=百腕兄弟だと思っていたのですが、実際には魔王>>>マダラー星人>>>>>>百腕兄弟くらいの差がありそうです。
まぁ、全ての天敵の脅威の度合いを一律にしなければいけない訳もないですから、差が出てくるのは当然のことです。
一律でないことが広く認知されれば、勢力図にも変化が出てくるかもしれません。あんまり強くない天敵同士が手を結ぶ、なんて展開もあるのかも?
マダラー星人には高い科学技術があって、普通に戦っても勝てない大怪獣にも対策をすればどうにか出来るという自負を持っています。
それに比べて、巨人族は正直見劣りしますね。高度な科学文明も持たなければ、暴力でも魔族とマダラー星人に劣っています。数が多いとか、大首領だけがとんでもなく強いとかの設定が出てこないと、下位互換のイメージを拭えません。
というか、魔勢界の人類と天敵が頭一つ抜けています。
勇者は明らかに他の世界の人類より強いですし(天鬼界の全力衛星レーザーだけが対抗できそう)、魔道士の魔法は攻撃だけでなく転移魔法・状態異常魔法・補助魔法・回復魔法など多彩です。
天鬼界もかなり凄いですけどね。あとは呪滅界の技術が十全に使えるようになれば、他はあまり…と思えます。もちろん、部分的に優れたところはあるんですけど。
タイトルが「魔王 VS. …(前編)」ですから、ジャチは後編でも大暴れしてくれそうです。しかし、ウーキィには順当に勝てるでしょうから、その後に他の対戦相手が出てくるのか、場面展開をするのかは少し気になります。
何しろ、今回みたいなバトルが増えれば、この作品の人気がどんどん上がっていくでしょう。
第19話「魔王VS.…(後編)」のネタバレ感想【バーサス】
敵対敵の戦いは展開が読めなくてホント面白いですね。派手でわかりやすい戦いなので18話から気持ちよく読めています。
ジャチは宇宙兵装「シンラ」を圧倒していました。それだけでなく歪重力や歪時空「早送り」を真似ており、ウーキィより高い出力で繰り出しています。
ですがジャチと宇宙兵装「キンコツ」との戦いは描かれませんでした。
巨人族がアリオ達を「敵」だと認識していなかったように、ジャチもマダラー星人を「敵」と評価しておらず、ギンバックを見て初めてその認識に至っていました。
あくまで印象ですが「キンコツ」よりジャチの方が強そうです。
また、ギンバックがキンコツをワンパンマンした事って、前話でジャチがゴーリーにやった事と同じですよね。立場が入れ替わったという表現なのでしょうか? ジャチの方が好きなので出来れば生き残ってもらいたいです。
それにしてもダイコクザンが出てきたあたりから一気にインフレが進みましたね。更に大首長ギンバックまで出てきて魔王と戦うようですから混迷を深めています。
最早、勇者とか戦闘幹部レベルでは最前線の戦いについていけません。
最強格候補のダイコクザン・ギンバックが既に登場しているので、魔勢界の「大魔王ビャクオウ」や怒神界の「神」もその内出てくるかもしれません。
マダラー星人の調査結果とはいえ、作中で脅威の格付けがされました。あくまで一勢力の評価ですが、勢力全体としての脅威度は概ね妥当なものにみえます。
ただ、「大首長」や「魔王」などのトップや准トップクラスの個体の力を正確に把握していないことも表現されました。
マダラー星人にとって脅威になるのは、魔族では47体の魔王とその上に君臨する大魔王でしょう。一方で巨人族で脅威になり得るのは、おそらくギンバックだけだと思います。
マダラー星人からしたら巨人族はギンバックのワンマン集団ですね。
マダラー星人単体では魔王に勝てなくても小型艇や【舟】を含めれば魔王級の力になるのかもしれません。キヴァも【舟】を魔王ではなく大魔王の敵になりえる存在と考えていましたし。
マダラー星人は5つのチームに分かれて活動しているようです。一つのチームの戦力がどの程度あるのかも気になります。
意外だったのは「大自然」がマダラー星人を行方不明にしていることです。「震える海域」と「黒い森」を調査中の「メエゥ」と「ウッホ」という奴の生死や現状が分かりませんが、マダラー星人をどうにか出来るほどの脅威だった事には驚きました。
魔王ジャチ対大首長ギンバックのどちらが勝つのかは分かりません。ただ、勢力全体の力としては巨人族より魔族の方が上ですね。
僕は、ジャチはハロゥが超えるべき壁だと何の根拠もなく思っているので、横槍が入るとかジャチが敗北するも命を拾うとかの展開になるんじゃないかと予想しています。
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