カグラバチの伏線・謎・ネタバレ考察【毘灼・真打・内通者】

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⚠注意 ※この記事には、「カグラバチ」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

目次
  1. 「毘灼」に関した謎・伏線をネタバレ考察
  2. 妖刀と契約者の謎・伏線をネタバレ考察
  3. 「神名備」に関した謎・伏線をネタバレ考察
  4. 「チヒロの仲間」に関した謎・伏線をネタバレ考察
  5. 「六平家」と「チヒロ」に関した謎・伏線をネタバレ考察
  6. 「その他」の謎・伏線をネタバレ考察
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「毘灼」に関した謎・伏線をネタバレ考察

31話に登場した毘灼の統領は、自分が真打を振るうために六平家を襲撃し妖刀を強奪したと言っています。

しかし、毘灼について下記の事柄を考えていくと、新たな謎がいくつか生まれてきます。

毘灼が漣家経由で真打を出品したのは、剣聖を殺害するためか

わざわざ真打を手放して楽座市に出品したのは、剣聖との命滅契約を解除するためと思われます。剣聖を殺す段取りを既につけているんでしょうね。

毘灼の統領と三つ編みの妖術師は同じ妖術を使っている

1話では、三つ編み和装の毘灼が追放運動をしていた青年に木の妖術を使っていました。2話でヤクザの親分が毘灼の情報を漏らそうとしたところ、その体から木が生えてきてチヒロを襲っています。

毘灼の統領の初登場時(30話)には、木の壁が現われていました。

これらは同じ妖術に見えますが、2人が別々に登場した回で使用されています。

三つ編み和装の毘灼は、1話で実際に使った姿が描かれています。一方で毘灼の統領にはそういった描写がありません。ですから、木の壁は三つ編みの妖術師が遠隔で使った可能性もあります(仕込み妖術というやつかもしれない)。

しかし、三つ編みの毘灼も毘灼の統領も同じ空間転移の妖術を使用しています。右手で人差し指と中指を立てて印を作り、消える瞬間に炎が出ているので、こちらは全く同じ妖術なのでしょう。

漣家の妖術師達も同じ「威葬」を使っていました。漣家の妖術師達は血が繋がっているはずですから、もしかしたら三つ編みの毘灼と毘灼の統領は血縁関係にあるのかもしれません。

妖術を模倣・譲渡・簒奪できる可能性もありますね。

雫天石の武器を使う毘灼の刺客は、洗脳か操作されている?【追加】

毘灼の刺客達が、雫天石の武器を使用すれば死ぬと認識しているのかは疑問です。雇われの妖術師が死ぬ覚悟を決めて雇用者に尽くすというのも、まずありえないでしょう。

ですから洗脳か操作されているか、騙されている可能性があると考えます。

昼彦が瀕死の雇われ妖術師達に雫天石の武器を使用させたシーンでは、意識を失っていた妖術師の元に置いて強制的に発動させたようにも見えました。

彼らは、昼彦の妖術「血鶴(ちづる)」で他の雇われ妖術師が殺された時にも無反応でした。自分も同じように雇い主に殺されるかもしれないのにです。

雫天石の武器を使う刺客達は、精神になにか影響を受けているように思えます。

双城敗北時、柴の後方に写った毘灼らしき人物

国重殺害の実行犯で、爻龍組のバックにいた三つ編み和装の毘灼らしき人物が、双城敗北時に柴の後方に小さく写っています。

そして、柴が瞬間移動を使用したように消えており、アタッシュケースを持っていました。双城が雫天石を預けたヤクザはアタッシュケースで持ち運びしていましたから、関連性を匂わせています。

双城が所持していた雫天石は毘灼が持ち去ったのか?

双城は、チヒロに敗北して這って研究室に辿り着いた際に、チヒロ達が機材を破壊したと考えていました。ですが、そうであるならば雫天石を放置していたのはおかしいと思うんですよ。

しかも神名備上層部の協議では雫天石について議題に取り上げられていません。

僕は、上の項で書いた毘灼らしき人物が情報漏洩を恐れて機材を破壊したんじゃないかと推測しています。その途中、双城が雫天石を使おうとしているのが分かり、妖刀を超えた武器が出来上がったのか否かを観察していたんじゃないでしょうか。

失敗作だった場合、使った者が破裂するので好都合だったんじゃないですかね。

毘灼には、マーキングで物の位置を把握できる妖術師がいる?【追加】

雫天石の武器がとんでもなく有用・危険なのは作中で描かれた通りですが、毘灼が双城や天理が使用していた石を回収した描写はありません。

双城が雫天石の武器を貸していたヤクザは、マーキングが施されていると聞いた等と言っていました。そして使用後に持ち運んでいるので、使い切りではないです。

毘灼が双城が使用した雫天石がほったらかしにしているという事はないでしょう。神名備は城の瓦礫の中から双城の死体を見つけ出しているので、放置していたのなら石も同時に発見されていた可能性があります。

毘灼には、マーキングできる妖術で石の場所を把握できる妖術師がいるのかもしれません。まぁ、そういう妖術を使う妖術師は双城の部下で、既に死亡している可能性もありますけど。

毘灼が物にマーキングして位置を特定できる場合、他の工作にも使われていそうです(六平家襲撃とか)。

毘灼が双城に刳雲を渡した訳【46話で判明】

46話で毘灼が雫天石の武器を複数所持していることが判明しました。そして、チヒロが「なんでわざわざ唯一使用な刳雲を双城に」と疑問を思い出した後で、雫天石の武器の量産化に考えが至っています。

描写的に、毘灼は雫天石の武器を量産するために刳雲を双城に渡したと考えるのが妥当でしょう。

【判明前の文章】

斉廷戦争で刳雲を振るった者は、国重殺害時と同時期に殺害されています。ですから命滅契約は切れており、毘灼の一員がそのまま刳雲を使ってもよかったはずです。

しかし、双城は「刳雲(こいつ)を預かってな」と9話で言っています。完全に譲渡した訳ではないのかもしれませんが、わざわざ毘灼以外の人物に刳雲を預けた理由は謎です。

毘灼は、双城に何の報告を求めていたのか【46話で判明】

これについても上の項で書いたように、毘灼が双城に刳雲を貸し出した見返りに、雫天石の量産化を研究させていた関係でしょうね。その報告を会合で求めていたんだと思います。

【判明前の文章】

毘灼と双城は会合を開いており、毘灼が何か報告を求め、双城は「“万事順調”」と答えています。

上の項の内容を考慮すると、双城が研究していた新しい武器について求めていたと考えられますが…どうでしょうね。

毘灼はチヒロ達を始末できたのに、そうしなかった理由【31話で判明】

これについては31話で毘灼の統領が「刈るにはまだ青い」「あの日撒いた憎しみの種が」「今どんな芽を出しているのか気になってな」と語っています。

【判明前の文章】

薊に助けられた後や二度目の双城戦の後など、チヒロが疲労困憊の時に襲えば倒して淵天を手に入れられたはずです。毘灼がどの程度の強さなのか不明ですが、流石に柴・薊より弱いとは考えられませんし。

毘灼のやり方を見ているとチヒロ達を放置しているか、なんなら成長を促しているようにすら思えます。どういう理由でそうしているのかは気になりますね。

妖刀と契約者の謎・伏線をネタバレ考察

他の妖刀とは全く違う扱いを受ける真打の謎【更新】

真打には謎が多いです。

神名備 真打落札組は、真打を落札できれば数百万の命が守られると言っています。神名備上層部や京羅も他の妖刀と明確に差をつけて評価しており、国重に至っては二度と誰にも使わせてはいけないと言っていました。

京羅がその力の一端「勾罪(まがつみ)」を使いましたが、部分的な力だけでチヒロ+緋雪と戦い楽座市を大混乱に陥らせています。契約者が使用したらどれほどの事態になるか予想もつきませんね。

契約者の剣聖は当然のように遠距離から「勾罪」を発動し、能力使用時に自分の目と京羅の目を真っ黒にさせています。

京羅は数秒で息絶える重症を負っていたのに、チヒロ・緋雪に一歩も引かずに戦っていました。真打には回復能力でもあるんでしょうか。

京羅の体を剣聖か真打が乗っ取ろうとしてもおり、「蔵」や楽座市会場を崩壊させました。最後らへんでは人からも木を生えさせています。

また、チヒロや緋雪が真打の鞘を掴んでも「勾罪」は発動しておらず、あれの発動条件も不明です。柄に触れるのが発動条件、というのなら分かりやすい話なんですが。

「勾罪」発動時に蝶が出てきていたり、能力名が虫ばかりなのも謎です。

剣聖だけが異常な保護のされ方をしている理由【更新】

真打があまりに強力なので、剣聖が厳重に守られるのは理解できます。しかし、保護されている場所に生活空間が全くない事には少し異常な印象を受けました。

多くの柱で囲まれていたり、札が貼られていたりしていて、まるで化け物を封印しているかのようです。

警備を厳重にしつつも他の妖刀契約者と同じ生活レベルを作り出すことぐらいは容易なんじゃないかと思うんですが…。

剣聖の目的は?【追加】

剣聖としては、神名備が真打を所持して欲しくなかったのだと思います。楽座市で真打を暴走させて、競りを滅茶苦茶にしようとしていますし。

隔離されていて事情を知らないだけの可能性もありますが、そうだとしてもかなりの問題行動を起こした事になります。

神名備上層部は今のところ真打を封印する気でいます。しかし、今後もずっと同じ方針を取っていくのかは分かりません。

剣聖が暗殺された後に、命滅契約を神名備上層部の妖術師か、彼らに都合のいい人物に更新される可能性もあります。その辺の事情を剣聖がどう考えているのか気になりますね。

妖刀契約者の少女に見える女性は、実はアラサー? アラフォー? アラフィフ?【追加】

妖刀契約者の中に少女のように見えるツインテールの女性がいます。

ですが、斉廷戦争が終結したのは18年前なので、10歳くらいで命滅契約をしていたとしてもアラサーのはずです。当時20歳なら38歳になり、30歳なら48となります。

外見と年齢の設定が釣り合っていないのは、かなりの謎です。単に若作りなのかもしれませんが。

「神名備」に関した謎・伏線をネタバレ考察

薊は裏切り者か、それともミスリードを誘っているのか。

一部のファンの間で薊内通者説が囁かれています。

六平家の場所が割れた経緯から、神名備の国重擁護派に裏切り者がいるのではないかと疑われているからです。

柴は内心でチヒロに親身になっている事が表現されている一方、薊の場合は状況を把握しているモノローグしかないため、真意がはっきりと分かっていません。

彼の名前の由来と思われる花には、「独立・報復・厳格」の意味があるといいます。

神名備本部でチヒロが信用に値するか否かを審議した際には、チヒロが妖術で殺されそうになると助けようとしていました。ですが、議論でチヒロの旗色が悪くなっても一切擁護しなかったどころか、一言も話していません。

ただ、裏切り者ではなく読者のミスリードを誘っているか、二重スパイである可能性も残されています。

今のところは、味方・裏切り者のどちらでも問題ないように描かれているように思います。

まぁ、僕らが深読みしているだけで、作者的には上記のような事は全く考えていない可能性もありますけど(笑)。

カザネの妖術「怪魑」

カザネの妖術「怪魑(かいち)」も謎です。神名備上層部が失わずに済んだと喜ぶくらい優れた妖術のようですが。

緋雪の妖術「炎骨」の詳細と、彼女の過去

「炎骨」は何か巨大な化け物の体の一部を召喚しているようですが、詳細は分かっていません。緋雪が化け物を召喚しているのならば、他にも化け物を召喚できる妖術師がいそうですね。

また、緋雪は個人がいたずらに強い力を振るってはならないと考えており、「これからは国のために」と口にしている一コマが29話で描かれました。

過去に何かあって、作中のような行動原理になったようです。

薊の妖術

薊はチヒロを助けた際に、電気のようなものをつまむ仕草をしていました。しかし、それから全く戦闘描写がなく、彼の能力は未だ判明していません。

萩原の今後

両足を失っており意識を取り戻していないという事ですが、今後どういう形でチヒロ達と関わってくるのか気になります。

シャルが両足を再生するなんて事や、車椅子で戦うようになる可能性もあるかも?

「チヒロの仲間」に関した謎・伏線をネタバレ考察

柴の妖術

作中で柴は、瞬間移動をポンポン使ってチヒロ達を助けています。しかし、どういう制限があるのかは朧げにしか分かっていません。判明しているのは、「瞬間移動で誰かを連れて行く場合、相手に触れていなければいけない」ことぐらいです。

天理との戦いでは瞬間移動をしないで怪我を負っているので、再使用にはインターバルが必要などの何かしらの条件があるようです。

また、濤の3人を圧倒した直後の画では凄まじい破壊の痕跡が描かれ、濤の1人は「ただの瞬間移動でもない…」と思っています。

瞬間移動以外にも、ダルマの妖術を封じてもいます(結界術? というやつかもしれない)。

このように、柴の妖術にはいくつかの謎があります。

シャルの再生能力は妖術なのか? 妖刀との関係は?

シャルの再生能力が妖術とは明言されていないですね。

妖術ではない特殊な体質なのかもしれませんが、ハンターハンターのネオンやカキンの王子のように無意識に妖術を使っている可能性もあります。

柴がシャルに「君も(妖術が)できるで」「死ぬっほど努力したらな」と言っています。けど、シャルは努力してないどころか妖術に関して無知でした。

柴の瞬間移動を体験した際にも動じておらず、妖術に耐性があるようでした。あれが特異体質によるものなのか否かも分かっていません。

双城は、シャルを妖刀を超えた武器の材料にしようとして失敗していましたが、正直惜しいところまでいったように感じました。双城が目指していた国重がどうやって妖刀を作っていたのかも明かされていないです。

シャルの再生能力と妖刀の関係については何か秘密が隠されていそうです。作中でも異質な設定ですし、今後深堀りされるんじゃないでしょうか。

「六平家」と「チヒロ」に関した謎・伏線をネタバレ考察

六平家の場所がバレた訳、神名備に内通者がいるのか

六平家は結界で隠されていたにも拘らず、毘灼に場所を突き止められています。

場所を知っていたのは六平擁護派の神名備と柴くらいのはずです。

擁護派の中に裏切り者がいるんでしょうか。もしくは、神名備には国重を快く思っていない者達がいるらしいですから、そいつらの工作で場所が割れたのかもしれません。

もちろん、毘灼が自力で探し出した可能性もあります。

六平家襲撃時、柴が間に合わなかった理由

六平家を守っていた結界に異変があれば柴が感知できたはずでした。しかし実際には瞬間移動が使える柴が毘灼の襲撃に間に合っていません。

結界が悪影響を受けていたとか、何らかの理由が今後明かされるんだろうと思います。

六平家襲撃時の国重と毘灼のやりとり

六平家襲撃時、国重と毘灼がどういうやり取りをしたのかは描かれていません。

死亡する場面も描かれませんでしたから、現時点ではまだ読者とチヒロに隠しておきたい事実があるんでしょう。

国重は、淵天を使って毘灼と戦ったのか?

国重は淵天を命に代えて護り切ったといいますから、淵天で戦っていた可能性もあると考えています。

ただ単に隠し通しただけなのかもしれませんが。

国重死亡時、その亡骸の上でチヒロが淵天を握っていました。

ですが、倒れた国重が3人の毘灼に囲まれていた画では淵天が見当たらないので、国重の体に隠れて見えなかったか、毘灼が去った後でチヒロが淵天を引っ張り出してきたかのどちらかになります。

でも後者の状況になる原因を思いつきません。

国重が淵天を作った理由

国重は、妖刀を悪用されないように保管していました。真打を誰にも使わせてはいけないと言ってもいます。

また斉廷戦争のような危機が起こった時のために妖刀を保管していたにしても、六工だけで十分のはずですし、それどころか手に余っていたんじゃないでしょうか。実際、国重の死後に妖刀を巡った殺し合いが起きています。

わざわざ新しい妖刀・淵天を作った理由は何だったのでしょうか。六工を守るための妖刀が欲しかった可能性もあります。それぞれ命滅契約を結んでいたため使用不可能でしたから。

ですが、淵天は「長い年月をかけ完成させ」とわざわざ書かれています。主人公が持つ妖刀ですし、国重はまだ明かされていない理由があって淵天を作ったのかもしれません。

チヒロの母親

チヒロの母親については生存しているのかどうかすら分かっていません。

国重は「チヒロは母さんに似て論理的で…」「真面目だから」と言っていましたが、それ以上の事は不明です。

斉廷戦争が終わったのが18年前で、チヒロが生まれたのが18年前である事も何か関係があるんでしょうか。

チヒロの「鳴」の色が途中で黒に変化した理由【追加】

双城が刳雲を使用した際には「鳴」の色が白でした。チヒロの「鳴」の本領も最初は白色だったのですが、毘灼の頭領との戦いの最中に「限界を超えた雷を鳴らす」というナレーションの後に黒色に変化しています。

チヒロが使う能力が黒色なのは淵天の性質でそうなるんだと思っていたのですが、何か違う理由があるんでしょうか。

ただ、これについては単なる演出である可能性があります。チヒロが最初に「鳴」を使った時は暗闇の中でしたから、絵的に映えさせるために白にしただけなのかもしれません。

30話でチヒロを襲った毘灼は薊か? 新キャラか?【判明済】

30話でチヒロを襲ったのは毘灼の統領だと判明しました。

【判明前の文章】

30話でチヒロが毘灼と遭遇していますが、父親の仇である毘灼と遭遇しても怒りを露にせず呆然としています。

あの状況で放心するとは、余程意外な人物だったようです。しかし、これまでに登場した中で該当する人物を考えると薊くらいしかいないんですよ。まぁ、単に初登場のキャラなのかもしれせんが。

「その他」の謎・伏線をネタバレ考察

斉廷戦争で日本が戦った敵とは?

31話で京羅は、「十八年前 日本は危機に陥った」「“敵”の襲来…斉廷戦争だ」と言っています。この説明があるまで斉廷戦争は内乱だと思っていたんです。しかし、「“敵”の襲来」「日本は危機に陥った」ですから、日本は外から来た脅威と戦ったようですね。

国重や座村は、大量に人を死なせた事に罪悪感を抱いています。ですから斉廷戦争で戦った「敵」の中には人間が大勢含まれているようです。

戦った相手は外国なんでしょうか。

6話の斉廷戦争の画には、巨大な化け物の手が描かれました。

緋雪は「餓者の炎骨(がしゃのえんこつ)の懐柔主(かいじゅうしゅ)」と言われています。ですから、あの世界には炎骨のような化け物がいるようですし、そういった存在も敵に含まれているのかもしれません。

何にしろ、重要な設定として後に明かされそうです。

作中世界に銃がなく、代わりに刀が使われている訳

これについては、多くの殺陣をしたいというストーリー展開上の都合なのかもしれません。

「妖術が銃の役割を果たしたから生まれなかった」というのはちょっと無理がありますしね。数多くの巨大建造物や車やガラケーとかが作れるほど科学技術が発展していますから。

双城は子供の頃に真打の能力を見ている?【追加】

双城は、10話で精神感応の妖術を使う少年にトラウマを見せられています。

それは大勢のスーツを着た男たちが吊るされた真下の花畑で、子どもの頃の双城が佇んでいるという異様な光景でした。

ただ、上記の画が真打の能力「勾罪(まがつみ)」発動時に描かれた花畑と少し似ているんですね。

このことから、幼少期の双城が真打の能力で身近な人を殺されたのではないかと考える人もいます。

雫天石の武器の回収【追加】

天理が雫天石の武器を使用した際には、手の中に入っていったような描写があります。少なくとも握りながらは使っていませんでした。

死亡後に体外に排出されることもなく、チヒロ達や毘灼に回収された描写もないです。

51話で座村が雫天石の武器の使用者を斬り刻みましたが、死体から雫天石の武器を回収できるかどうかに注目しています。

漣家初代当主とは一体何者なのか?【追加】

漣家の初代当主が2種の妖術を使え、亜空間を生み出す「蔵」の能力も他に例を見ないという設定は、楽座市編を成り立たせるためのものという事は理解できます(特に伯理の天才性)。

そうだとしても、ああいう伝説的な伝えられ方をすると、どういう人物なのかと気になりますし、謎が明かされないかなと思ってしまいます。

特異性で唯一の同格である伯理とも関係する話ですから。

「濤」の女の子は京羅の実の子?【追加】

京羅は、死の間際に楽座市がなければ家族でどう生きていたのかを想像していました。その想像では、京羅・奥さん・宗也・伯理・天理が楽しく過ごしています。

ですが「濤」の女子は25話で京羅のことを「パパ!」と呼んでいました。実の子なのに京羅的にはそこまで関心がなくて想像の家族の中に入れてもらえなかったのか、それとも別の理由があるのか(この場合メチャクチャ闇が深そうw)謎です。

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緋雪 双城厳一
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