ウボォーギンが強すぎる理由【再評価、クラピカら能力者に銃は効く?】

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⚠注意
※この記事には、「HUNTER×HUNTER」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

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ウボォーギンは、銃が能力者に効くと明かされたため再評価された

元々、ウボォーギンはそれなりに強キャラ扱いされていました。しかし凝を怠り、念を覚えて間もないクラピカに殺されたことで、続々と出てくる新キャラにやや埋没していました。また、ファンの間に「そこそこの能力者なら銃とか防御できるだろう」という風潮もありましたし。

ところが王位継承戦編で、クラピカが「(9mmパラ弾は)凝でガードしても無傷ではすまない威力…」と発言したため、「じゃあ、対戦車ミサイルに耐えるウボォーは一体どんだけ強いんだよ…」と言われ、評価が爆上げされたのです。

ウボォーギンは異常な防御力で、重火器を防げる。他の能力者との比較。

■銃火器・兵器 ■能力者

□小型ミサイル

※全力ビッグバンインパクトは小型ミサイル並みの威力と記載されている。

 

□陰獣の蚯蚓(みみず)

ビッグバンインパクトをくらい、体が左手以外跡形もなく霧散した。

【9巻76話】

□小型ミサイル

※クラピカにビッグバンインパクトを打った時、ウボォーは「隠」に少しオーラを割いており、その分威力が下がっていたと考えられる。

□クラピカ(エンペラータイム)

全力ビッグバンインパクトの直撃を片手凝で防御し、その片手の粉砕骨折だけで済ます。

しかも、チェーンジェイルと「隠」に多大なオーラを割きつつ、残りのオーラで片手凝をしている状態だった。全オーラを肉体強化だけに当てれば、更に防御力が上がると考えられる。

【9巻82話】

□小型ミサイルの2割の威力

□クラピカ(エンペラータイム)

ビッグバンインパクトの2割の打撃(=小型ミサイルの2割の威力)をくらって無傷で済ます。

【9巻82話】

□対戦車ミサイル

□ウボォーギン

「堅」か「凝」でかなり痛みを感じつつも防御。ただし、その後の戦闘に支障が一切ない程度のダメージしか負っていない。

【9巻75話】

□ライフル弾

□ウボォーギン

不意に頭部にくらうも「堅」で防ぎ、「って~~~~」と少し痛いくらいで済む。

【9巻75話】

□ハンドガンの弾(口径不明だが、9mmパラ弾も含んでいると思われる)

□ウボォーギン

数十発~数百発くらっても、かすり傷一つつけられない。「堅」で余裕で無力化。

【9巻75話】

□9mmパラ弾

※クラピカが「第3王子の私設兵も9mmパラか」と思っており(35巻370話)、他にベンジャミン私設兵の銃撃しか見ていないことから、ベンジャミン私設兵は9mmパラ弾を使用していると考えられる。

□ビル

「堅」で相当力みながら5~6発同時にガードして、相手から「銃では止められない」と評価される。

□クラピカ(通常の具現化系の状態)

「凝」でガードしても無傷ではすまない。

【35巻370話】

□ヒュリコフ

頭部を撃たれるも、少し出血する程度。おそらく「堅」での防御。

【36巻373話】

□バルサミルコ

一発以上くらうも「堅」で無傷。余裕がある。

【36巻373話】

□ベンジャミン

6発以上くらうも、涼しい顔。「堅」で無傷。

【36巻373話】

□銃弾(口径不明)

□ダルツォルネ

念使いではないノストラードは「銃弾10発くらっても平気なくらいの鍛え方はしてるはずだが」と発言している。

【9巻79話】

□22口径の弾丸

□プロハンター

「だが22口径でハンターの足止めは難しいだろう」とクラピカが言っている。

【34巻360話】

雑魚扱いする人もいるダルツォルネですが、プロハンターを含む能力者の中から護衛を選ぶ立場だったので、そこそこのやり手だった可能性が高いです。名のあるマフィアが雇う念使いともなると、銃弾10発受けても平気くらいの防御力をもっているようです。

また、上記の表にある通り、22口径の弾丸では多くのプロハンターには殆ど通用せず、9mmパラ弾は相手によっては効くみたいですね。

クラピカの「無傷ではすまない云々」の発言は、「エンペラータイムを使っていない具現化系能力者の状態なら、凝でガードしても無傷ではすまない威力」という意味でほぼ間違いありません。

というのもクラピカはエンペラータイム時に、小型ミサイル並みの威力のビッグバンインパクトを片手粉砕骨折で済まし、その2割の威力のパンチを無傷で防いでいるからです。

通常状態のクラピカも具現化系能力者として平均以下ということもないでしょう。余程レベルの高い能力者でない限り、具現化系と操作系には9mmパラ弾は効くといってよさそうです。

逆にプロハンターレベルの強化系ならば、ビルくらいの強さで9mmパラ弾はなんとかなりそうです。ただし、これは相手が一人という前提の話で、複数の相手から撃たれ続けるとまず持ちません。

新興国とはいえ大国のカキンが抱える能力者でも、9mmパラ弾をくらって無傷なのは今のところベンジャミンバルサミルコ(隊長)だけです。この2人も対戦車バズーカやライフルに耐えられるかどうか分からず、他の私設兵はまず致命傷を負うでしょう。

ベンジャミンはウボォーと同じことをさせてみれば結構いい線いきそうですが、それが出来ると実証された訳ではないですし、彼も滅多にいないレベルの強者です。

ウボォーは数十~数百発はハンドガンで撃たれているでしょうに無傷で、しかもライフル弾を頭部にくらって少し痛いくらいで済ましています。挙げ句の果てに対戦車バズーカをくらっても、ダメージを受けたとはいえ五体満足ですから桁違いに堅いですね。

何か、小型ミサイル並みの攻撃を受けて生き残ったクラピカとかいう奴がいますが、あまり気にしないで下さい。(クラピカとかいう奴を除けば)ウボォーギンの銃火器に対する防御力は圧倒的ですね!!

ウボォーギンの攻撃力は小型ミサイル並み

9巻79話のキャラ説明で、「超破壊拳(ビッグバンインパクト)は小型ミサイルほどの威力がある」と明言されています。

もう、銃撃と同程度の破壊力が出せるかとか、そういうレベルの攻撃力ではないようですね。大抵の能力者はビッグバンインパクトを一発くらったらアウトでしょうし、低リスクの「堅(全身を50%オーラ強化)」ですら、全身を防御しながら小型ミサイルの半分程度の攻撃力を出せます。

ウボォーは単純そうな性格とは裏腹に臨機応変に対応しており、「投石で数百メートル先にいるスナイパーを殺す」「敵の頭蓋を半分食いちぎり、その頭蓋骨を吐き出して飛ばす」「とんでもない大声による音の弾を放つ」「地面を高速で砕いて、数十の礫を猛スピードで飛ばす」「周囲を砂煙で覆い、隠で気配を絶ちながらリスクの高い『硬』を使う」などを行っています。

ウボォーギンは高い攻防力が明確に記載・描写されている

ウボォーギンの攻撃力(小型ミサイル並み)・防御力(対戦車ミサイルを防ぐ)は、具体的に明記・描写されています。

このブログ記事にあるような「~だから~強いのではないか」という推測を含む考察ですと、「本当にそうかぁ?」という気持ちも起こるでしょうw

しかし、作者が攻撃力・防御力の高さにお墨付きを与えているため、読者の考察によって強いとされているキャラよりも、強さに対する信頼感が段違いなのだと思います。ですからこれだけ「強すぎる」「再評価された」と言われるのでしょうね。

ウボォーギンは「凝」をしなかったことには、一応理由がある

ウボォーギンが「凝」を怠ったのは完全に判断ミスですが、少し同情できる理由もあります。それは、クラピカに下記のような異常な補正が掛かり、あり得ないと思えるほどの念の使い方をしていたからです。

①緋の目状態になって、素の身体能力が大幅に上がっていた。

0巻やマジタニ戦(3巻18話)の時は念修得前だったが、身体能力が大幅に上がっている。

②緋の目になって、オーラの絶対量がかなり増えていた。

ウボォーの攻撃にすら耐えられる攻防力と、ウボォーすら千切れない強力な鎖と、ウボォーの全力練・堅(全身に50%のオーラなので、目にも50%のオーラが集まっている)でも見抜けない「隠」を同時に使っていた。

③激しい復讐心によって、100%以上の力が出ていた。

イズナビ「ありとあらゆる心の動きが作用して念を加減する」「それは時に100%以上の力を出すかもしれないが…(9巻83話)」

④鎖に念を込めて操るのは「具現化系能力」「操作系能力」「放出系能力」が必要だが、全て高いレベルで使いこなしている。加えて「強化系能力」も高いレベルで使いこなしている。

作中でも描写された通り、ウボォーはクラピカの系統・能力の分析を間違えて敗北した訳ですが、上記の補正や念の使い方は中々考察できるものではないと思います。

「クルタ属は緋の目になると強くなる」くらいのことを覚えていたとしても少しキツいでしょう。主人公補正が全力で掛かっているようなものです。

また、最大の練や堅時には目にも50%のオーラが集まっているので、80%~90%凝ほどではなくても隠を見破りやすい状態にあったはずです。

しかも、ウボォーが全力を出す前に既に体に巻き付けていたといいますから、肌に触れても何も感じない超高度な「隠」を使っていたことになります。

ここまで条件が揃うと「凝抜きでいっちゃおっか~w」という気分になっても、ちょっと責められないと思います。クラピカに真相を聞かされても「こんなの分かるわけないじゃ~んw」という感じですね。

ウボォーが苦手な能力者

一方で、ウボォーが苦手とする能力を考察してみると、それはスピードが高い具現化系能力者か操作系能力者だと思います。

ウボォーは、クラピカのスピードに翻弄されていましたね。大柄で小回りの利かない体格ですし、規格外の攻防力と釣り合う素早さが描写された訳ではありません。

シャルナークも言っていましたが、捕らえた瞬間マヒさせたり眠らせたりするなど、怪力で解決できない具現化系能力・操作系能力はウボォーにとって脅威です。

とはいえ、ウボォーも馬鹿ではないですから、具現化系能力・操作系能力の発動条件に必ず引っ掛かる訳ではありません。それなりに対応能力もあります。

また相手にとってみれば、ウボォーの攻撃も致命的なレベルの威力でしょう。

他の能力者との比較

ウボォーの強さは、「幻影旅団や12支んの中では上位に入れて、蟻の兵隊長には余裕で勝てて、師団長には相性次第では勝てる」といったところではないでしょうか。

幻影旅団、十二支ん

幻影旅団の団員達がウボォーの戦闘力に多大な信頼を置いているので、団長>ウボォー>他の特攻要員>サポート組という位置付けになりそうですね。団長にはビッグバンインパクトが入れば勝てるでしょうが、ゼノ+シルバをいなした団長に直撃させるのは至難の技でしょう。

イルミの針がウボォーに刺さるのなら、95点ですし相当キツそうです(逆に刺さらないのなら、ゴンに骨を折られたイルミは一発の殴打で終わりそうですね)。

12支んは、ヒソカの品定めで高得点のギンタ90点・カンザイ85点・ピヨン77点、ヒソカのおもちゃ箱に入っていたミザイストム・サイユウ、名実共に最も会長に近い男と書かれているボトバイ(31巻326話)は強いんでしょう。

一方で、12支んのサポート組らしきメンバーは、おもちゃ箱に入っていません。ジンやボドバイのように、ヒソカとたまたま会えなかったメンバーもいるとは思いますが。ヒソカ的には、12支ん武闘派・旅団特攻組>12支んサポート組・旅団サポート組となるんでしょうか。戦闘力が評価されていない後者(武力がないと言われたチードルなど)には、余裕で勝てるはずです。

旅団特攻組に80点程度の実力があるのならば、それより強いであろうウボォーは12支ん武闘派の何人かを倒せそうですね。でもギンタ(90点)とボドバイ(名実共に最も会長に近い三ツ星)はかなりキツいと思います。

12支ん以外のハンター協会員、その他能力者

他にヒソカのおもちゃ箱入りしてるのが、「ジン(12支ん脱退済み)」「サトツ」「メンチ」「ブハラ」「ビスケ」「キルア」「ゴン」です。

ジンはまず勝てなさそうです。ビヨンドが集めた協専メンバーの元に一人で乗り込んでいますから、あの状況を一人でどうにか出来る程度の強さは持っていると思われます。

キルアはラモットにやった首チョンパ(暗殺術?)のような攻撃力がコンスタントに出せるなら、カンムルゴリ押しでウボォーに勝てると思います。でも、キルア自身が攻撃力は蟻パーム以下と言ってるので、スピードで圧倒できても勝ち確定ではないでしょう(もちろん、勝てる可能性はある)。

ビスケの実力もはっきりとわかりませんが、バラをワンパンした攻防力とはいい勝負をしそうです。ビスケは仮に攻防力で勝てなくても、流などの技術の高さや、優れた考察力で対抗すると思います。

ウボォー対レイザーなんて対戦カードも面白そうです。フェリーを一撃で破壊する念弾サーブと、ビッグバンインパクトのド派手な攻防は見てみたかったです。

ヒソカとはかなり相性がいいと思います。ヒソカは、高い攻撃力を出すためにガムを反発させるような工夫をしなければいけません。ですが、徒手空拳でシンプルな戦い方をするウボォーには反発する仕掛けが作りにくく、倒せるほどダメージを与えるのはハードルがかなり高そうです。普通の殴り合いではまずウボォーが勝つでしょうしね。

クロロに賛辞を送られ、お互いに実力を認めあってるシルバ・ゼノは格的に無理だと思います。

キメラ=アント

他の団員の戦闘描写からして兵隊長クラスまでならば、ウボォーの攻防力のごり押しでいけるでしょう。

しかし、師団長から上は話が別です。兵隊長クラスのラモットですら、念なしでもゴングーに生き残るような肉体の強さをもっています。人とは根本的に体の耐久力が違うので、強化系能力者は蟻と相性が悪い感じですね。

特に、フェイタンの武器による「硬」でもノーダメージだった変身後ザザンには、勝つとしても相当苦戦すると思います。ウボォーとフェイタンに攻防力の差が相当あるといっても、無防備な場所への刃物の「硬」が効かないのはヤバすぎです。ウボォーより堅くても全くおかしくないと思える描写でした。フェイタンが勝てたのも相性によるところが大きかったと思います。

パイク(シズクと戦ってた蜘蛛の蟻)は、「怪力No.1のビホーン様」と言っていましたから、ビホーンにも苦戦するかもしれません。

中堅ハンター並みの攻防力を手にいれたゴンも、雑魚っぽい梟の蟻にジャジャンケン(「硬」の2倍以上の威力)を使わなければ勝てませんでしたし。ウボォーの攻撃力がどこまで通用するでしょうか。

装甲車を破壊できなかったブロヴーダには勝てると思います。硬くても、甲殻の間に隙間があるということでしたね。ウボォーもそこそこ分析能力があり、柔軟に対応するので打開策を見つけると思います。

レオル戦は、モラウが戦った条件ですとウボォーが不利だと思います。もちろん何らかの対抗策を実践するとは思いますが、「音速並みのスピードで放たれるオレ様の銛は、空中からでも深海を泳ぐ鯨を貫く!!」攻撃で詰むでしょう(というか大抵の奴が詰む)。

ヂートゥはバカなので勝てるはずです。何となくそん気がします。

当然ネフェルピトーには勝てません。カイトの元へ1kmくらいぶっ飛んでくる身体能力に対応できないでしょう。王の尻尾攻撃や百式に耐えるなど防御力も結構ありますし、カイト戦の後に「テレプシコーラ」を覚えてもいます。

硬い師団長に手こずるレベルなら、ユピーを殴り殺すのも無理でしょう。ウボォーとは攻防力違い過ぎます。

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