「カグラバチ」6巻部分のネタバレ感想【55話以降も更新】

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漫画「カグラバチ」のネタバレ感想です。6巻部分の47話以降の内容について書いています。

37話以前の感想は、下記リンク先でお読み下さい。

「カグラバチ」1巻部分のネタバレ感想【9話以降も更新】

「カグラバチ」2巻部分のネタバレ感想【18話以降も更新】

「カグラバチ」3巻部分のネタバレ感想【27話以降も更新】

「カグラバチ」4巻部分のネタバレ感想【36話以降も更新】

「カグラバチ」5巻部分のネタバレ感想【46話以降も更新】

「カグラバチ」7巻部分のネタバレ感想【57話以降も更新】

⚠注意 ※この記事には、「カグラバチ」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

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第47話「漆羽」のネタバレ感想【カグラバチ】

かっこいいナレーションからの

国重「漆羽お前に相応しい」×3連発

チヒロは、父から↑こういうところはよく伺っていなかったようです。この作品には「強烈な◯◯信者」みたいな人が章ごとに登場しますね。

双城、伯理、漆羽…まぁ、実質的なチヒロ信者なんですけどw 双城も二戦目の直前には厄介なチヒロ狂信者みたいな感じでした。

漆羽もレベル高いっすね。チヒロを見ながら死んだ国重に対して話しかけています。漆羽も所持者暗殺編の終盤には国重の影を重ねるだけでなく、チヒロ自身に強烈に心酔するようになるかもしれません。

漆羽は生きる気力がなくなっても、3年ほど共に過ごした妖術師達が命を犠牲にするとなったら、きっちりやる気を出しています。変人だけど義理人情に厚い人なんでしょう。あと、正体を隠すつもりで派手な格好に変装するほど天然です。

既出の画像ではピースなんかしていたから、もっとパリピっぽい性格かと想像してました。テンションが上がった時だけ、あんな感じのお調子者になるんでしょうか。

これまた人気が出そうなキャラだなと思いました。

漆羽は「六平サンがガキの世話なんてできるわけねぇ」と言っていました。まぁ、ガキ(チヒロ)が六平サンの世話をしていた訳ですけどね。

そういえば、国重が回想や会話の中によく登場している一方で、母親の情報は殆ど出ていません。母親に関しては、意図的にぼやかされている感じです。

毘灼は漆羽に普通に逃げられているので、いつもの用意周到さが感じられませんね。そこが少し不気味です。

一つの慚箱(さんそう)を守る上位妖術師達潰しただけでも神名備の戦力が大幅に減りますから、毘灼にとって十分な戦果を得てはいるんですけど。

実は今回の件は陽動で、剣聖が捕らわれている場所の襲撃が本命…とかじゃないといいんですが。章題からして順番に妖刀所持者のイベントをこなしていくっぽいですから、流石に即剣聖暗殺事件は早すぎるかw でも超速で展開するカグラバチだからなぁ。

伯理「(漆羽は)ヤベェ人かも」

あんたが1章前にやったことやで。

妖術が使えない状態の伯理はお留守番していた方が良かったんじゃないかと思いました。妖刀を取り戻すために欠かす事のできない人材ですし。

転送能力が使えなくても威葬でなんとかする展開かと予想していたんですが。

「最低でも薊サン…緋雪でようやく心強いレベルだぞ」と評されると薊が弱いように感じます。ですけど、比較対象が妖刀ですら撃破不可能な上位妖術師14人と妖刀契約者レベルの緋雪ですからね。

こういう風にでも名を挙げられるだけで凄いことなんでしょう。上位妖術師14人でも敵わないならという前提で、個人で名を挙げられていますし。

しかし、なぜ柴を呼んで瞬間移動で国獄まで飛んでいかないでしょう。柴の瞬間移動は長距離は無理なのか、裏で何かやっているのか。

前者だとしても瞬間移動可能な距離もまで電車で同行してもらって、そこまで近づいてから瞬間移動したらいいと思うのですが。

作中で描かれていない瞬間移動の条件…例えば「視界の範囲内か、一度行ったことがある場所にしかいけない」とかがあるのかもしれません。

これまで妖刀所持者が何故妖術を使わないのか疑問に思っていました。命滅契約をすれば生来持っていた妖術を失うんですね。

といっても玄力は使えますから、漆羽みたいな猛者ならば雑魚妖術師には負けません。双城も銭湯での全裸状態の時に敵妖術師2名を倒していました。あれは、玄力による身体強化だけで殺していたんでしょう。

斉廷戦争終結が18年前で、酌揺を漆羽に渡したのも18年前なら、妖刀は戦争を1年と経たずに終わらしたという事になります。

漆羽の慚箱での生活と、剣聖が「保護」されている環境はエライ待遇が違います。生きる気力がないと言っても、妖術師達との交友を深めていた漆羽と違って、剣聖の方は何の配慮もなくただ道具扱いされているようにしか見えません。

また、本当にどうでもいい事なんですけど、巻頭カラーの緋雪がまた凄い顔してたので笑いました。作者的にはよく変顔する変人、という位置付けのようですね。

新章の「所有者暗殺編」という章題からは不穏なものを感じます。果たして何人生き残れるのか。全員生き残って欲しいのは望み過ぎかもしれませんが、死ぬ者もいたが生き残った者もいた…ぐらいの結末になってくれると嬉しいです。

第48話「国地 湯煙スクワッド」のネタバレ感想【カグラバチ】

戦後すぐ、神名備の一部からの国重への当たりが強くなったという事です。妖刀の力はあまりにも強大ですから統治するのに邪魔だったんでしょうね。特に、真打が。

最初、毘灼が雫天石の武器を複数持っていると判明した時には、神名備終わったなと思いました。ですが、上位妖術師14人のチームでも一次攻撃で4人の重症で済んでおり、その後に雫天石の武器を使う者達を鎮圧しています。

結構、対抗できていますね。天理は相当な手練れでしたからチヒロとやりあえましたけど、その辺の妖術師に雫天石の武器を持たせても妖刀契約者並みのパフォーマンスは発揮できないようです。

ただ、今後戦う強敵が敗北しそうになった時にヤケクソになって使う、みたいな事をされると大変厄介だと思います。

しかし、湯煙スクワッドかなり強かったんですね。死んだと思っていたら実は生きていて、そこから本当に死んでしまいましたが。せめてバンダナの人だけでも「実は生きていた展開」を再度やって欲しいです。

一次攻撃で4人が重症、4人のスクワッドが死亡ですから、後6人いるはずなんですがどうなったんでしょう。やっぱり狩られてしまったんでしょうか。

漆羽は湯煙スクワッドと結構親しくしていたようで、勝つことを期待していました。彼らの死を知っても表面上は冷静さを保っています。あの忍耐がカタルシス開放のバネになればいいんですが。

幽(ゆら)という奴が新しく登場した毘灼「昼彦(ひるひこ)」に指示を出しているといいます。毘灼の頭領の名が幽なのかもしれません。

ただ、毘灼といっても昼彦からは何だか噛ませ臭がします。これまで出てきたのは幹部っぽい奴だけだったので、命令されている立ち位置の毘灼は少し新鮮です。

描写された通り軽薄な奴ですから、チヒロにコテンパンにやられそうな気がします。一方で、毘灼として相応しい実力を見せそうな気もするんです。うーん、強さがちょっと読めません。

また、ヒロアカのベストジーニストみたいな奴も同行していましたね。コイツは口周りだけでなく、半ズボン? を履いている下半身も中々おかしな格好をしていました。

最後のコマで昼彦の周りにガラスの破片のようなものが飛んでいました。あれは能力に関するものなんでしょう。

チヒロが昼彦と戦って、湯煙スクワッドの敵を取るみたいです。でも、妖刀を取り戻した漆羽が斬るという展開の方が熱いと思うので、申し訳ないけど伯理にはまた脳の方に激しい負担をかけてもらって「酌揺(くめゆり)」を転送してもらいたいです(笑)。

昼彦一人で突っ込んできたならともかく、ベストジーニスト短パン男もいますから漆羽と伯理も何らかの形で戦いに巻き込まれると思います。

楽座市編での毘灼の頭領との戦いは勝負がつかない事が分かりきっていましたから、相手が死ぬまでやりそうな昼彦の戦いにはワクワクしています。

第49話「均衡」のネタバレ感想【カグラバチ】

チヒロの認識だと戦力は均衡しているみたいですね。上位妖術師なら一時的な妖刀クラスに対処できるのは意外でした。まぁ、雫天石の武器を使ってるのが雑魚という前提の話しですが。

昼彦はかなりの手練れでした。車内では刺客複数人を従えていたとはいえ、錦を見ても全く動じずに対処しています。

能力はガラスか氷かと思っていたんですが、折り紙の妖術「血鶴(ちづる)」でした。ハンターハンターの操作系のような性能なんでしょうか。

今のところ高い破壊力を見せておらず(食らった漆羽も軽症)、操作できる事以外よく分かっていません。能力名に鶴が入っているので、色々な物を折れる訳ではなさそうです。

前話で初登場したベストジーニストもどきみたいなのが全く描写されませんでした。不意打ちでチヒロを襲うか、伯理・漆羽の方を襲うかするんでしょう。

なんとなく後者のような気がします。

雫天石の武器の使用者は削り要員という事です。まぁ、使ったら死んじゃいますから、実力者にホイホイ使わせられないですよね。

ただ、瀕死の雑魚妖術師に雫天石の武器を使わせた場面では、強制的に使用させているように見えました。多分、あいつら意識を失ってましたよね? やっぱり、雫天石の武器の使用者は操作か何かされてるのかもしれません。

自分が死ぬと分かっていてああいった武器を使うというのもおかしいですし、血鶴で仲間の雇われ妖術師が殺害されても何の反応もしていませんでした(次は自分が同じ目に遭うかもしれないのに)。余程の忠誠心がなければできない事だと思います。

今後もvs実力者の敵+複数の雫天石使用者みたいな対戦が続きそうです。

昼彦がいくら強者とはいえ、妖刀契約者に勝ってしまうと設定の根幹が崩れてしまいますから、雫天石の武器はその辺のバランス調整として存在してるんでしょう。

他の慚箱(さんそう)を襲撃する別部隊があるのかが気になります。仙沓寺に到着したら襲撃されていた、なんて事にならなければいいのですが。

昼彦が幽(ゆら)と呼んでいるのは毘灼の頭領の事だと判明しました。「幽」は略称か愛称である可能性もありますね。

チヒロは、幽・昼彦・柴・薊が「妖刀以外の実力者たち」といえる手練れと考えていました。

柴は濤の3人を一人で圧倒してましたもんねぇ。雫天石を使った相手が天理ではなく雑魚妖術師だったなら余裕で制圧してそうですし。

チヒロと漆羽・伯理は離れ離れになってしまいました。これから2人がカグラバチのベストジーニストに襲われて絶体絶命の危機に陥り、伯理が無理をして「酌揺(くめゆり)」を転送する展開じゃないかなぁと予想しています。

チヒロも昼彦+3人の雫天石使用者を倒さなければいけません。ただ、昼彦は死ぬまで戦わずに一時撤退をするような気もします。既にSNSなんかに結構ファンアートが公開されており、彼の性格・容姿に対するコメントからも人気が出そうな気配が感じ取れます。

こういうイケメンキャラはすぐには潰さないんじゃないかと思うんですが、カグラバチは景気よく殺していくからなぁ(笑)。

次話は、昼彦の妖術「血鶴(ちづる)」の真の性能の発揮と、ベストジーニストの不意打ちが見どころとなりそうです。

第50話「迎撃」のネタバレ感想【カグラバチ】

50話読んで座村(さむら)どんだけ強いんだよと思いました。漆羽が「……もし俺があの人ほど強けりゃ」「国獄の人間は誰一人失わずに済んだだろう」と言っています。この発言って座村が妖刀なしで昼彦に勝てるって意味ですよね。

座村がいる事で「ここの警備は国獄より数段硬い」とも言っています。いやぁ、バランスブレーカーですよ(笑)。座村が妖刀を取り戻すと、勝てるやつが殆どいなくなりそうです。

来週以降大活躍するとは思いますけど、あまりに強すぎて長々と生存させてもらえるか疑問です。上記のスペックで妖刀なんてもったら、もうコイツだけでいいんじゃね? という状態になりそうですから。

剣聖以外の妖刀契約者の実力は、大体同じくらいかと思っていました。でも座村>>>>>>他の契約者ぐらいの差があるみたいです。

目が見えず他の器官が超常的に優れているという事は、座頭市みたいに戦うんでしょうか?

ただ、親しくなったり興味を持たれたりすると顔を触られまくって造形を確認されるのは、ちょっと嫌ですねw 漆羽と同じく、チヒロに対しておかしな反応をしていました。もしかしたら他の契約者2人も変人なのかもしれません。

しかし、あっさり仙沓寺まで辿り着きました。道中もっと妨害されるかと予想していたんですが。

伯理の妖術はたった30分で回復可能なようです。2本の妖刀が転送できる流れができて嬉しい一方で、順調過ぎるよなぁと少し不安になります。

また、チヒロ(主人公)が遅れてやってくる展開は、座村をしてもピンチに陥る前フリのような気もします。

昼彦クラス+雫天石の使用者×4くらいだと、座村(妖刀なし)+上位妖術師達だけでなんとかしちゃいそうですし。無双してくれるならそれが一番いいんですけど…。

「巻墨(ますみ)」は、袈裟を着ていましたが、多分神名備所属の上位妖術師ですよね。2人には生き残って欲しいです。漆羽と久しぶりに会ったようなので、あの2人も戦争経験者なんだと思います。

仙沓寺に直接転送した「陣」をマジックペンで書いていたのはシュールでしたw しかもペンを何本も用意して、駅で座り込んで一生懸命お絵かきしとるしw

あと、木魚を叩いていたお坊さんは、敵を感知した瞬間に頭の血管が浮き出てきて強者感がありました。あの人も強者で見せ場があったらいいなぁ。

ベストジーニストみたいな奴は、チヒロの方に行ったみたいですね。チヒロも相当大変な戦いを強いられるはずです。

来週はチヒロvs昼彦の戦いの続きか、座村の大活躍が見れそうです。

第51話「座村」のネタバレ感想【カグラバチ】

座村は、国獄を襲った雫天石使用者達の倍の戦力を物ともせずに壊滅させていました。一人で瞬殺していましたから、慚箱(さんそう)を守護する上位妖術師集団より強いのは確定ですね。

国重が座村の剣技を最速と言って称えていました。もしかして、剣技の速度だけならば剣聖より上なんでしょうか?

座村の戦闘時に味方が取るべき行動は「何もしない」であるといいます。反響定位(エコロケーション)で敵の位置を探る時に、仲間が余計な音をたてると邪魔になるからでしょうね。

この難点があるので仲間と共に戦いにくいですし、「音に斬りかかる」ならば敵がいらん音をたてたりして妨害行動をとってきそうです。

柴が「目を閉ざした理由って…」と話していますから、座村は自分で両目を潰したようですね。座村自身も「目を瞑ったんだ」と口にしています。

2人共さらりと言っていましたが、煩悩を遠ざけ剣を鈍らせないために目を潰したというのは、かなり狂気を感じる設定です。

もう一つ理由があるようなので、それ次第で印象が変わるかもしれませんが。

嗅覚が戦闘では殆ど役に立たないのは意外でした。敵を探知するのは聴覚オンリーのようです。

しかし、座村が戦っている間も大仏の前に鎮座していた僧侶からは強者感が漂っていました。

というか、あの人戦闘中は音を立てず、座村が敵を殺し切ったらまた読経+ポクポクを始めたみたいですねw

ずっとお教を唱え続けていたのなら、それはそれで面白いですけれどw

他の慚箱(さんそう)も仙沓寺と同程度の襲撃に遭っていた場合、緋雪が派遣されていなければそこの契約者の生存は絶望的でしょう。

座村が吸っていたタバコを指で弾いて、瞬時に敵を斬り殺したところは格好良かったです。ギルティギアのジョニーを思い出しました。やはり超速の居合にはロマンがありますね。

チヒロは雫天石使用者達が削ったところで、毘灼の実力者が神名備を一掃すると考えていました。ですから、仙沓持にも昼彦とベストジーニストもどきに相当する毘灼2人組が現れるのだと思います。

そこからが本当の戦いっぽいです。

第52話「2人きり」のネタバレ感想【カグラバチ】

また厄介なチヒロファンが爆誕しました。敵味方関係なく、チヒロは変な好かれ方をしています。何か妙なフェロモンとかが出ているのかもしれませんね。

「友達になれる」「俺だけはお前を理解してやれる」というヤバイセリフを見た時に、殺す気ないのかよ!! と突っ込んでしまいました。でも考えてみれば毘灼の頭領もまだチヒロを殺す気はないのだから、毘灼構成員の昼彦的にも問題はない…んでしょうか?

昼彦は、チヒロを精神的に追い詰めて闇落ちさせ、仲間に引き入れたいんですかね。チヒロからすれば、悪辣な殺人者狂に好かれるのは不快極まりない展開です。双◯とかいう奴に好かれた時も嫌で嫌で仕方なかったでしょうねw

「漆羽は仙沓寺の刺客に任せて楽しもう」

ハイ、作戦失敗確定。

「佐廼島戦」の批評にも彼の面倒臭い性格が表れていました。

前回同様、今回昼彦が使った血鶴も殺傷性が低いものでした。紙の遠隔操作や遠方の状況が知覚できて、自分や相手にも使える空間転移は超有用です。しかし、現在判明している情報だけで考えると、攻撃力に難がある能力に思えます。

ただ、少し話の感想に、能力名が血鶴だから鶴しか使わないんじゃねなどと書きました。でも今回蝶の折り紙を使用していて、離れた場所の状況を把握しています。

実際には色々な折り紙があって、種類ごとに能力が異なるのかもしれません。

人が多くいる場所に誘導して「ここならいくらでも人間(ぶき)はある」と言っているので、人間を操作できるか武器化できる可能性もあります。

今回チヒロに斬られた刺客も、戦闘中に白目を向いているんですよ。込め筋あたりに異常に血管を浮き出させた奴もいました。やっぱり精神に何かされていそうです。

これまで雫天石の武器の使用者は、石の力をどの程度引き出せているのか気になっていました。

妖刀は錦や鳴の本領(速度・膂力の大幅強化)と、それ以外の複数の能力が使えます。

しかし、天理は刳雲の本領を使っていたチヒロに近い速度・膂力を出してはいても、それ以外の能力を使いませんでした。刺客達も使っていません。

雫天石の武器には、錦や鳴の本領のような身体能力のブースト機能がデフォルトで備わっているんでしょう(本領でない錦レベルか?)。

雫天石から作られた妖刀も、雫天石の武器も奥行きがあるのは同じです。だけど、天理は生まれ持った妖術の威葬を使いながら雫天石の能力も使っていますから、その仕様は妖刀とは違いますね。

今回チヒロは観客から人間扱いされていませんでした。その少し前に昼彦は「妖刀を持ったやつに刺されたんだ」「君も気をつけろ」とのたまっています。

ああいう描写を見せられるとチヒロ達妖刀契約者が「悪役」にされ、一般人に排斥されるようになるんじゃないかと心配になります

チヒロは、昼彦から毘灼の情報を出来うる限り引き出すつもりです。漆羽は「チヒロはすぐに仙沓寺へ来る!!」「毘灼の情報を持って!!」と言っていました。

チヒロが有言実行してきたこれまでのストーリー展開からすると、何らかの情報を昼彦から引き出すことに成功するはずです。

昼彦戦はここからが本番ですから、来週号では場面転換しないで区切りのいところまでやって欲しいと思います。

第53話「暗がり」のネタバレ感想【カグラバチ】

チヒロは結構な傷を負いながらも昼彦を制圧しました。「涅」としか言いませんでしたが、最後の真っ黒のやつは「涅 千」でしょうか。

「本気で殺し合うことで友達になる」とか真顔で言っちゃう昼彦の思考回路はよく分かりませんね。これまでの展開的に情報を吐くとは思いますが…。

最後チヒロの攻撃に圧倒されていましたから、今後行動原理が変わるかもしれません。

彼の運命は予想しにくいです。来週すぐに殺されそうな気もするし、意外に長く出番が残されていそうな気もします。

でも片腕を斬り落とされているので弱体化は必至ですね。

ベストジーニストもどきが初登場以降、一切描かれていないので何かしそうです。彼に命運を握られているのかもしれません。

昼彦は、妖術で視界の外の様子を覗っている時には両目か片目を閉じているので、それが離れた場所の状況を把握するための条件みたいです。

また、これまで鶴の折り紙の威力が低いなと思ってきたんですが、漆羽に軽症しか負わせられなかったのは雇いの妖術師達に当たって威力が削がれていたのが原因みたいですね。

雇いは所詮雑魚とものの数に入れていませんでしたが、今回のチヒロの考察さらすると計算に入れるべき要素だったようです。

とはいえ、チヒロとの戦闘描写や守護者達の遺体の損壊具合を見ても、とんでもない高威力がある訳ではないと思います。

チヒロの目が良いのは国重ゆずりらしいですけど、国重の目の良さは刀匠として活かされていただけなんでしょうか。

国重も剣術を修めていた可能性もありますね。僕は、毘灼の襲撃時に淵天で戦っていたのではないかと考えています。

国重や座村は大量に人を死なせた事に罪悪感を抱いていますから、斉廷戦争で戦った「敵」の中には人間が大勢含まれているようです。

京羅は「日本は危機に陥った」「『敵』の襲来…斉廷戦争だ」と言っています。という事は敵は外国人だったんでしょうか?

6話の斉廷戦争の画には、人間の死体だけでなく巨大な手も描かれているため、人外が関わっているのかもしれません。

カグラバチは、主人公が人を殺めることについての問題提起すらも2週の超速で終えてしまいました。大衆娯楽として気軽に読んでいる人が殆どでしょうから、重い話題はあまり引っ張らずこのくらいの早さで終わらせるのが正解だと思います。

来週は座村達の描写に戻りそうです。あっちはあっちで面白そうなので、次話にも期待しています。

第54話「友情」のネタバレ感想【カグラバチ】

はい。とんでもなく厄介なチヒロファンが爆誕してしまいました。しかしドキュンてw

「そうか違うから殺し合うんだ」

違います。

「だから二人きりで……」「■し合うんだ」「全力でぶつかる。これが」「友情!!!」

「殺し」の文字を塗りつぶすと良い言葉に思えて脳みそが混乱しますね。

昼彦は宗也と同じタイプでした。間違った結論を下して自己完結する、ちょっとギャグ漫画世界の遺伝子が入った人です。

双城さんは客観的な分析が出来て、嫌々でも他人の主義主張を認めたんですがね…。

昼彦は、ヒロアカの弔や呪術の真人みたいな成長するライバルキャラなんでしょうか。それにしても、未熟な彼に作戦の全指揮権を与えたのは、やり過ぎのような気がします。

彼が今2本の妖刀を運んでいますが、契約者になろうとする昼彦の試みが失敗するのか、チヒロ達がそれを打ち破るのか全く読めません。

ただ、ここを生き延びれば斬り落とされた両腕が元通りになる可能性はあります。幽も斬り落とされた腕を繋げていますから、何らかの回復手段があるはずです。

「心に余裕を持っていこう」

真っ昼間から子供用のスプリング遊具に乗ってギコギコするなんて、幽さんは心に余裕を持ちすぎじゃないですかね…。

最早、ボスとしての風格は微塵もありません。ただの不審者です。作画の美形度が少し増したように見える分、余計にシュールに感じました。

幽は昼彦にあまあまです。親馬鹿が子供を甘やかしているみたいです。「(昼彦は)精神的な未熟さは大きい」とか口にしていましたけど、もうそういうレベルの話じゃないんですよねぇ。

彼は「そこまで仙沓寺にこだわるか」「(昼彦は)よほど切り札が気に入らないみたいだな」などと話していました。この切り札とは座村のことなんでしょう。

昼彦と何か因縁がありそうな座村が死んで、昼彦が「飛宗(とびむね)」の所持者となる…なんて事にならないといいのですが。

幽が言っていた切り札に対する代案とは、毘灼の盆栽妖術師みたいです。

「4つの慚箱(さんそう)に配分してちょうど対抗できるように」とも言っています。昼彦が仙沓寺に全ての雫天石の武器を投入したので、残り2つの慚箱はその脅威にさらされていないようです。

神名備も戦力を追加したといいますが、現在他の慚箱がどういう状況なのか気になりますね。

毘灼は10人の小グループらしいので、描写されていない奴らが襲撃しているのかもしれません。今のところ判明しているメンバーは「毘灼の頭領・幽」「三つ編み和装の妖術師」「国重を襲ったニーソの女性」「国重を襲った武者姿の男性」「昼彦」「ベストジーニストもどき」の6人です。

柴を強い強いと思っていましたが、妖術師の天井を叩くレベルとは驚きです。実際、妖刀クラス以外には苦戦していません。

という事は、柴は幽や盆栽おじさんと同格の強さなんでしょうか。

当然、規格外の緋雪は除外しているんでしょう。じゃあ緋雪は何であんなに強いんだよという疑問が湧いてきますが。

「三年前も出し抜くのにかなり苦労した」の中には、柴が張った結界のことも入っているはずです。それが機能していれば、国重は死なずに済んだかもしれません。

剣聖はやはり保護ではなく幽閉されていて、東京本部近辺が幽閉場所のようです。幽が「あの老人たちの牙城は硬いぞ」というくらいですから、ご老人達の戦闘力は慚箱の守護者どころではないんでしょうね。

チヒロが「国重・座村の殺し」と「昼彦の殺し」を分けていて、前者の信念を尊重していたのは良かったです。その辺を混同されてもお寒いだけですし。

昼彦だけでなく煽りもおかしかったです。「混乱の中現れたのは、最初の街にいた松のおじさん!?」ってw

今回の話には、シリアスの中にギャグ要素も入っていて不思議な読後感がありました。

この感覚前にも感じたことがあるなぁと考えていたら、ハンターハンターのヒソカが話の流れを無視して変態っぽい事をした場面に似ていると思い当たりました。

ですが、ラストはきっちり盛り上げて締めるところは締めています。「松のおじさん」はチヒロの因縁の敵でもあるので、仙沓寺に到着したチヒロと戦う事になるかもしれません。

第55話「共闘」のネタバレ感想【カグラバチ】

巻墨(まきずみ)は忍者で、座村と唯一共闘できる親衛隊でしたか。守護者でもあるので、それぞれが上位妖術師以上の実力を備えているはずです。

隊長が「(子供なのは)身体だけでしょ」と言われていました。あのセリフって単純に背が低いというだけの意味なんでしょうか。まぁ、戦闘の時の殺気立った目つきを見るに、子供ということはないですよね。人も斬りまくってるようですし。

煙草のかわりに煙草を模したラムネ菓子を食べていたのは、匂いがついて反響定位に影響が出るからですかね(座村の煙草は本人につくだけだから影響しないんでしょう)。

何にせよ隊長なのだから、巻墨で一番強いはずです。

彼は、座村に似たサングラスをしたり座村の発言をマネしたりしていました。余程、憧れているようです(笑)。

巻墨の女性は座村を主と言っていました。どういう経緯で結成された部隊なのか気になります。

やはり敵は聴覚や嗅覚の感覚を鈍らす対策をしてきました。しかし押されていたとはいえ、一人でも結構持ちこたえていた座村は異常な強さを持っています。

相手は毘灼(おそらく上位の強さ)と大量の雫天石使用者を投入し、反響定位対策までしてるんですが…。巻墨3人が加勢に加わってもジリ貧だったみたいなので不利ではあったんですけど、それでも妖刀も妖術もなしの剣術オンリーであそこまでやれるのは驚異的です。

巻墨が自分達を犠牲にしようとする様を見て伯理も覚悟を決めました。でも無茶をして「蔵」の能力を十全に使えなくなるような後遺症が残らなければいいと懸念しています。

漆羽が前線に出てきたのも少し不穏な感じがします。

このまま伯理が2本の妖刀を転送するのか、毘灼が契約者を倒すのかは分かりませんが、もう一波乱ありそうです。

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漫画「カグラバチ」ネタバレwiki【登場人物・用語】
「カグラバチ」は、外薗健(ほかぞのたける)による日本の漫画作品。連載は2023年9月19日から開始。
■カグラバチのキャラクター解説記事
六平チヒロ
緋雪 双城厳一
シャル
真智カザネ ヒナオ
漣伯理 漣宗也
漆羽洋児
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